それは『脳運動ダイエット』です。食事制限を目的としないので、正確には『ダイエット』といえないけれど、わかりやすい名前を付けてみました。
「人間の脳は普段、数%しか使われていない」って、よく聞きます。脳のエネルギー消費量はとても大きく、「脳全体を使うと人は餓死する」って脳機能学者さんの本に書いてあるのです。
だから、脳の働きを普段以上に活発化させると、消費カロリーが上がり、結果やせるのでは?という考えです。
とここまで綴って、脳の運動について検索しているとこんなページを見つけました。
→ 検証・脳を使うと痩せる?痩せない?なーんだ。もうとっくに言われているんだ。素晴らしい新発見だと思ったのにな。
標準体重をオーバーしている人を、私は身近な人で3人知っています。その人たちを見ていて考えられる肥満の原因は
・何か言っても、すぐ動かない
・テレビ・パソコン・スマホ等を長時間見ている
・冷凍食品を活用している
パッと思いつくのはこれぐらい。痩せたいと思っているのに、太ってしまったことを気にしているのに「このストレッチ、気持ちいいよ」と披露して見せても、「へー」って感じで、真似してやってくれないの。
掃除・洗濯・ひらめきなどなど、どんなことにも飛びつかない。「しぶしぶ」って感じ。これって、脳がボーっとしているせいじゃないかしら。
映画鑑賞・ネットサーフィン・ゲームをしたりしている間、手元に置いている飲み物は、お茶ではなくて、甘いカフェオレ、炭酸ジュース、野菜ジュース。画面を読んでいるのだから頭使ってるんじゃない?って指摘はその通り。
例えば、スポーツを集中して見ていると、ただ座っているだけの自分の脳も、実際に運動をしているときのように働いているそうです。
でも、映画鑑賞もスポーツ観戦も、自分の考えが反映されていない。つまり、画面を見ている間は誰かの考えに沿って頭が働いているだけで、自発的な思考はお休み中になっているのでは。
冷凍食品の活用は、お察しの通り、食材や調味料の組み合わせを考えなくて済むからです。
「やーね。冷凍食品を使っても、いろいろ考えているのよ」と実際言われるのですが、冷凍食品を殆ど使わない生活を2年続けた私にとって、すでに調理された料理、食べる直前にチンするだけの食品は、とーっても簡単で便利です。
アタマを使わなくて済むので、キケンだなーって常々思っています。忙しいときや病気のときは大変助かりますが、常用すると、お料理の腕も退化します。
あと、決定的な要因を思い出しました。
「食べてないのに、なんで太るんだろ」
これです! タモ(リ)さんも、いつも言ってますよね。食べるから太るんだって。
私は幼少の頃は太っていたので、自分は脂肪細胞が多いということを意識しています。
「過食は餓鬼である」というヨガの先生の言葉と、「なにごとも腹六分」という美輪明宏さんの言葉を常に思い返したり、「食べる」ということについて、いろんな角度から考えることがあります。(‥ただし、運動が苦手なので筋肉はあまりありません)
ところが、「そんなに食べていないのに」と言う人は、そういうことに無頓着。標準体重をオーバーしている人は先ず、一食の量が多いです。「一食の量=外食の定食」ぐらいのノリなので、私からすると「それは大盛り」です。
食後すぐのデザート。おなかいっぱいなのにまだ食べるの?!って、私がびっくりしていると「白ご飯が今日は少なめだったから」とかなんとか。
私がポテトチップを開けて食べていると、「ちょっとだけ」と言って、私よりもたくさん食べてちゃうの。
これって、言動と行動が一致していない。つまりやっぱり脳がボケッとしてるせい。
と、私は思うのですが、いかがでしょうか。
2014年10月15日 記
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家族